静寂を聴き、静寂を纏う。

一縷の恐怖を糧に心が走る。

森の中、風のない稜線、
すべての音をかき消す川の流れ、

自然に身を置き感じることは
いつもその衝動とも取れる疾走感だった。

静寂から生まれる、疾走感を。

Calm and ride.

僕らはその疾走感を求め、
また旅に出る。